AGA(男性型脱毛症)の治療について
当院では男性型脱毛症(AGA)に対して、初めて臨床試験で効果の認められた内服薬である
フィナステリド(商品名:プロペシア)を用いた治療を行います。
AGA(男性型脱毛症)とは?
AGAは、思春期過ぎに遺伝的背景を持つ男性の前頭部から頭頂部で起こります。
症状は進行性で、一度症状が出始めると、その後は徐々に薄毛が進行してゆきます。AGAの人は全国で1,260万人いると言われています。
AGA(男性型脱毛症)の原因
遺伝や男性ホルモンの影響などが主な原因と考えられています。
AGAを生じる直接の原因物質はDHT(ジヒドロテストステロン)です。
DHTは5α-還元酵素によってテストステロンから作られ、このDHTが毛乳頭細胞に存在する男性ホルモン受容体と結合すると、脱毛シグナルが出され、毛の成長が止まってしまいます。そのため毛髪が長く太い毛に成長する前に抜けてしまうのです。
十分に育たない細く短い毛髪が多くなることで、全体として薄毛が目立つようになります。
AGA発毛剤について
飲む発毛剤プロペシアを予約不要にて診察致します。
ご相談はスタッフ及びドクターへお声掛けください。
本人ではなく家族の方でも処方できます。
国内の臨床試験では
プロペシア1mg1年間投与により58%、2年間で68%、3年間で78%の改善効果が認められています。
改善効果及び維持効果を合算すると、プロペシア1mgは98%以上の効果のあるデータがございます。効果が確認できるまで通常6ヶ月以上の連続してのプロペシア服用が必要です。
(文献抜粋)